不倫という事実は、夫婦関係だけでなく、お子様の心にも大きな影を落としかねません。子どものためにも再構築を決意する夫婦が多い一方で、不倫の事実が原因で、お子様が心に傷を負ってしまうケースも少なくありません。そこで今回は、不倫発覚後に夫婦が交わす誓約書に、お子様の幸せを守るための項目を盛り込むことの重要性についてお話しします。誓約書は、夫婦関係を再構築するためのツールであると同時に、家族全員が前向きな未来へ進むための大切な約束でもあるのです。
不倫発覚後、夫婦は感情的になりがちです。しかし、その感情のぶつけ合いが、無意識のうちにお子様を傷つけてしまうことがあります。 パパ(ママ)が浮気したせいで……といった言葉を子どもが耳にしたり、両親の険悪な雰囲気を察知したりすると、子どもは自分を責めたり、両親のどちらかを憎んだりする可能性があります。誓約書に「子どものための約束」を明記することで、夫婦は冷静に以下の点を再確認できます。
・子どもを巻き込まないという意思を共有できる
・感情的な行動を抑制し、冷静な対応を心がけるきっかけになる
・将来にわたり、子どもの精神的な安定を最優先するという決意を固められる
具体的な項目をいくつかご紹介します。これらを参考に、ご自身の状況に合わせて調整してください。
子どもの前で不倫について一切話さない |
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不倫に関する口論はもちろん、ため息やネガティブな発言も控えることを約束します。 |
相手の悪口を子どもに聞かせない |
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不倫をした配偶者に対する怒りや失望を、子どもにぶつけないという強い意思を明記します。 |
子どもの生活環境を維持する |
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引越しや転校など、子どもの生活に大きな変化をもたらすことは、当面の間は避けることを約束します。 |
夫婦関係の再構築に努める姿勢を子どもに示す |
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表面上だけでも良いので、子どもが安心できるよう、夫婦で協力して子育てや家事を行うことを誓います。 |
子どもの心の変化に常に気を配る |
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子どもの些細な変化にも気づけるよう、夫婦で日常的に情報共有することを約束します。 |
誓約書は、単に不倫の再発を防ぐためのものではありません。夫婦が共通の目的意識を持つための羅針盤であり、特にお子様という一番大切な存在を守るための盾となります。不倫の問題は、夫婦だけで抱え込まず、子どもも含めた家族全員の未来のために、前向きな解決策を見つけることが何よりも大切です。
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